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ブログ更新しました(ひな祭り会・困っている人を助ける方法)
2022-03-03
今日は3月3日桃の節句。園でもおひな祭り会をしました。それと同時に、2・3月生まれのお友達の誕生会もしました。会では遊戯室の隅に飾ってある七段飾りのおひな様の紹介もしましたよ。『お内裏様・おひな様』の名称はすぐに子ども達から出てきましたが、その他のメンバーの名称は難しかったようです。「三人官女の下の段、この5人はどう言うでしょうか?」の問いかけに、「五人官女!!」と大きな声で答えていた年長児さんです(これは良い間違いです。上の段のメンバーと関係づけて考えたのですから。正解ではありませんが、自分で考えて答えを出したという点から、素晴らしい発想なのです。)そして会終了後には、クラスごとにおひな様の前で集合写真を撮りました。いつも0歳児さんは、カメラマンさんが来ると「いや~」「エ~ン・・・」と泣いてしまいます。本日も盛大に泣きました(優しいカメラマンさんですが、見慣れていない人には敏感に反応する赤ちゃんたちです。)しかしその後は、おひな様に興味津々で触ろうとしたり、側にある桃の花を珍しそうにながめていましたよ。春が近づいていますね・・・ さて、子ども達がお部屋に帰った後、遊戯室では5歳児さんの卒業式練習が行われました。昨年同様、卒園児のみで在園児の参加はありません。証書の受け渡しや入退場の練習を粛々と行いました。練習が終わった後に少し時間を担任からもらい、絵本の読み聞かせと新聞を紹介しました。その絵本は子ども達の大好きなジョイ・コーリーさんが書いたものです。大砲や兵隊、アヒルも出てきます。小学校低学年向けの絵本ですから少し長く、5歳児には内容も難しいかなと思いながら読み進めました。しかしながら最後まで熱心に聞いてくれました。そして新聞の一面にある写真や文字を見せ「何が書いてあると思う?」と聞くと「コロナ」「人が沢山集まっていること?」など、子どもなりの意見が出てきました。そこで、ウクライナという国の人たちが困っていること、お家や食べる物もなくなっていることを伝えました。中には「ロシアという国がね・・。」と、よく知っている子もいました。絵本と新聞だけの紹介で終わるはずだったのですが、目ざとく演台に置いてあった赤十字の募金箱に気が付いたKちゃんが、「先生、あそこに病院のマークの箱があるけど、あれは何?」と、声を掛けてくれました。そこで、ウクライナで困っている人たちに募金を集める活動があること、みんなも『こども赤十字』のメンバーであることを伝えました。すると、募金をしようとなり、この募金箱を朝の健診台に置いて、お家の人に協力してもらおう!!という流れになりました。この提案をした5歳児さんは卒業まであと少しです、ですから募金を集める活動は3月11日の朝までとします。集まった募金は日本赤十字社岡山県支部へ代表者が持参する予定です。ご協力のほど、よろしくお願いします