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ブログ更新しました(5歳児 お別れ遠足・ディクテーションの活動)
2024-03-11
5歳児みどり組さんもあと少しで卒業です。先週は毎年恒例のお別れ遠足に行ってきました。前日まで体調不良でお休みの子もいましたが、遠足当日は全員出席で参加できました。
子ども達は、年間の予定も分かっていて、一年前の4月から「3月になったらお別れ遠足に行けるんだよね」と、とても楽しみにしていました。一緒に遊具に乗ったり、笑い合ったりと最高の一日を過ごしましたよ。お昼ご飯のお子様カレーも「こんなに美味しいカレーは、食べた事ない!」「いつもより食べるの早いよね!」など、昼食にも大満足でした。
このように園外の活動は、子ども達にとって楽しみでもありますが、子ども達の自律した姿を試す場でもあります。友達と仲良く行動することや、困っている友達にそっとサポートの手を添えたり、歩くのが遅れてしまったお友達を笑顔で待っていたり。集団での活動もまとまってできていました。また、場を盛り上げることも上手で、「ピーターパンがんばって」「船長チームが一緒に乗ってるね」などと、今まで発表会で演じた役名でお互いを呼び、応援していました。(スタッフの皆さんは、な表情でしたけどね!)
大きく成長した姿を日々、見せてくれている5歳児です
おまけ・・5歳児さんはディクテーションという書く活動を保育の中で取り入れています。遊びを中心に日々の保育は展開していますが、小学校にあがる前に文字がある程度は書けるようにと、担任と少人数の子ども達で順番にしています。ワークブック等ではなく、意味のあること、自分の書きたいトピックで書くことに挑戦しています。
0歳児から各年齢で取り組んでいる絵本の読み聞かせ、みんなでいっしょに声に出して読む活動、絵本の意味をより深く理解するためのロールプレイや、その他の事後活動。そして5歳児になると子どもは少しずつ自分一人で読むようになり、自分も文字を書きたいという意欲を持って、書く活動へと移っていきます。このように子どもの成長・発達に沿った活動を担任は日々計画し環境を整えています。外から見ると遊んでいるだけのように見える幼児教育ですが、実は一人ひとりの発達や個性をよく理解し、その子にあった言葉がけや手立てをするためには、先生自身がよく考えなければなりません。そのために、私たちも「子どもから学ぶばせてもらう」という謙虚な気持ちで日々ありたいと思っています(何だか最近は、5歳児の卒業が近いので私も心情的にしんみりしているようです)